こんにちは!Kinetra Motion Labsスタッフの美咲(みさき)です。
箱根神社の御本殿は、長い石段を上った先にあります。足が悪いご家族と訪れるなら、段数や階段を使わずに行けるかどうかが気になりますよね。
正参道の石段は約90段ありますが、足が悪くても階段を上らずに御本殿まで行ける道が2つあります。宝物殿のエレベーターと、御本殿のすぐ近くの第3駐車場です。
この記事では、足の状態に合わせた道の選び方と、バスや平和の鳥居で気をつけたいポイントをお伝えします。
箱根神社の石段は何段?足が悪くても御本殿まで行ける方法

箱根神社の正参道の石段は約90段です。石段が不安な方は、宝物殿のエレベーターか第3駐車場を利用すれば、階段を上らずに御本殿まで行けます。
まずは石段の様子と、足の状態に合ったルートを確認しておきましょう。
正参道の石段は約90段(89段といわれる理由も解説)
神社の案内では「90段ほど」、踏み高がほどよく見た目より上りやすい石段
正参道は、第四鳥居横の手水舎から御本殿へまっすぐ上がる石段です。神社の案内では「90段ほど」とされており、踏み高がほどよく、見た目より上りやすいと紹介されています。※1
石段の中ほど左側には小さな社があります。ここで一度立ち止まって息を整えると、残りの段も上りやすくなりますよ。
旅行記事などでは「89段」と書かれることもあります。89を「厄」にかけて、上ると厄が落ちるという言い伝えがあるためです。
段数はどちらでも、上り下りの負担はほぼ同じです。約90段を一度に上るのがつらい方は、次の2つのルートから選んでみてください。
足が悪い方に向く道は、エレベーターと第3駐車場の2つ
坂も階段も歩かずに済む、宝物殿のエレベーターと第3駐車場
宝物殿のエレベーターを使えば、建物内で御本殿の高さまで上がれます。第3駐車場を使えば、車で御本殿のすぐ近くまで上がれます。
神社も、足の不自由な方と車椅子の方には、このエレベーターと第3駐車場を案内しています。
階段のないルートとして脇参道という坂道もありますが、坂が続くため足が悪い方にはおすすめしません。
どのルートでも、御本殿の前まで行けば同じようにお参りできます。ご本人の足の状態に合わせて、無理のない道を選んでください。
足の状態別おすすめルート(早見表)
長く歩けない方と車椅子の方は、エレベーターか第3駐車場が楽
足の状態ごとに、どのルートが合うかを表にまとめました。脇参道は坂の大変さが個人差によるため、表には含めていません。
| 足の状態 | おすすめのルート |
|---|---|
| 休みながらなら階段を上れる | 正参道の石段(約90段)。中ほどの社で一息つける |
| 長く歩けない・杖を使う | 第3駐車場。御本殿まで直線で約50m(許可車両のみ通行可のため事前に社務所へ要連絡) |
| 車椅子 | 第1駐車場から宝物殿のエレベーター→廊下→御本殿(宝物殿は9:00〜16:30) |
※距離はGoogleマップの地点から測った直線距離で、実際の歩行距離ではありません。時間は2026年9月時点の案内をもとにしています。
迷ったときは、ご本人が「どのくらいの時間なら歩けるか」を基準に選ぶと決めやすいです。各ルートの詳しい様子は、次の章でお伝えします。
箱根神社の階段を使わずに御本殿へ行く道順

足が悪い方に向いているのは、建物内で上がる宝物殿のエレベーターと、車で上がる第3駐車場です。階段のない脇参道もありますが、坂が続くためおすすめしません。
御本殿の右隣にある九頭龍神社(新宮)へも、同じ高さのままお参りできます。
宝物殿のエレベーター|車椅子の方の順路
第1駐車場から宝物殿のエレベーターで上がり、廊下を渡って御本殿へ
車椅子の方は、第1駐車場から宝物殿に入り、エレベーターで上がります。そのまま廊下を渡って境内に出れば、御本殿でお参りできます。※2
箱根町観光協会は、境内はスロープが整っていると案内しています。宝物殿から御本殿までは直線で約90mです。
宝物殿が開いているのは9:00〜16:30です(入館は16:00まで・2026年9月時点)。エレベーターは宝物殿内にあるため、この時間に合わせてお越しください。
宝物殿の展示をご覧になる場合は、拝観料として大人500円・小人300円がかかります(2026年9月時点)。エレベーターを通るだけの場合の扱いは、受付で「参拝のために通りたい」とお伝えして確認してみてください。
第3駐車場|車で御本殿の近くまで上がる方法
御本殿まで直線で約50m、ただし許可車両のみ通行可の道のため事前に社務所へ連絡を
神社は、足の不自由な方と車椅子の方に第3駐車場の利用を案内しています。第3駐車場から御本殿までは直線で約50mです。
ただし、第3駐車場へ上がる道は許可車両のみ通行可能で、交互通行となっています。許可の取り方は神社のサイトに記載がありません(2026年9月時点)。
車でお越しの場合は、事前に社務所(0460-83-7123)へ電話し、足の状態と訪問日をお伝えください。当日に現地で慌てずに済みます。
第3駐車場には、車のお祓い(交通安全の祈祷)を受ける車も入ります。混雑する日もあるため、電話の際に駐車できる時間も確認しておくと安心です。
九頭龍神社(新宮)も同じ高さでお参りできる
御本殿の右隣にあり、スロープでお参りできる
九頭龍神社(新宮)は、御本殿の右隣にあります。観光協会の案内では、スロープが整っており、車椅子のままお参りできます。
エレベーターや第3駐車場で御本殿の高さまで上がれば、坂や階段を増やさずに2つの社を回れます。
九頭龍神社の本宮は、芦ノ湖の別の場所にある離れた社です。御本殿の隣にあるのは新宮ですので、足が悪い方は新宮でのお参りで十分ですよ。
お参りのあとに休憩したいときは、境内の食事処も段差なく入れると観光協会が紹介しています。
脇参道は階段がないが、足が悪い方にはおすすめしない
神社の案内は「のんびり進む参道」、口コミは「急で手すりがない」と評価が分かれる
脇参道は、正参道の石段とは別に、森の中を御本殿へ上がる坂道です。神社の案内では「森の小道をのんびり進む階段のない参道」と紹介されています。
ただ、実際に歩いた方の口コミでは、勾配が意外と急で手すりがないという声が複数あります。坂がS字に曲がっていて、入口から先が見えないほどの傾きという投稿もありました。
神社の案内と口コミで受ける印象が異なり、足が悪い方にとってどのくらい大変かは一概に言えません。段差がないぶんつまずきにくくても、坂が続けば足に力が入り続けます。
石段がつらい方は、坂もつらく感じることが多いものです。迷ったら脇参道は選ばず、第3駐車場かエレベーターをご利用ください。
足が悪い方と箱根神社へ行く前に知っておきたいこと

行く前に知っておきたいのは、バスの降車場所と平和の鳥居の行列です。どちらも当日に知ると、歩く距離や待ち時間が増えてしまいます。
雨の日の足元とトイレのことも、あわせて確認しておきましょう。
バスは9〜16時台「箱根神社入口」に停まらない
日中は元箱根港で下車して、徒歩約10分
箱根登山バスは、2026年4月1日から、箱根町港方面のバスが9〜16時台に「箱根神社入口」を通過するようになりました。平日・土日ともに同じです。※3
帰りの小田原方面のバスも、10〜17時台は停まりません。日中に行く場合は、代わりに「元箱根港」で下車しましょう。

神社の案内では、元箱根港から徒歩約10分です。※4
神社のアクセスページは以前の「10時から16時」のままの場合があるので、ご注意ください(2026年9月時点)。
徒歩10分がつらい方は、タクシーで神社の駐車場まで行く方法もあります。駐車場から先は、第3駐車場やエレベーターのルートをご利用いただけます。
平和の鳥居は石段の下|行列と年末年始の立入禁止について
湖畔へ下りる階段があり、写真を撮る行列が1時間以上になる日もある
芦ノ湖に立つ平和の鳥居は、第四鳥居から直線で約100m下った湖畔にあります。途中に階段があるため、車椅子では近くまで行けません。
鳥居の前で写真を撮る行列は、1時間以上待つ日もあるといわれます。立ったまま長く待つのがつらい方は、湖畔の遠くから眺めるだけにしておきましょう。
混雑による事故防止のため、2025年12月28日から2026年2月10日まで周囲が立入禁止となりました。お祭りの日にも、時間を区切って立入禁止になることがあります。※5
年末年始やお祭りの時期に訪れる場合は、出発前に神社のお知らせを確認しておくと、無駄足になりませんよ。
雨の日・冬は石段と坂が滑りやすい
ぬれた石段や坂は滑りやすいため、雨の日はエレベーターか第3駐車場のルートを選ぶ
箱根神社の参道は、杉の大木に囲まれた森の中です。雨のあとは石段や坂道がぬれたままになりやすく、苔のついた石は特に滑ります。
芦ノ湖周辺は標高が高く、冬は朝晩に冷え込みます。足元が不安な日は、石段や脇参道を避けてエレベーターか第3駐車場をご利用ください。
靴は、底が滑りにくくかかとが固定されるものを選ぶと歩きやすいです。杖を使う方は、先のゴムがすり減っていないかも確認しておきましょう。
雨の日は傘で片手がふさがります。手すりのない坂では、両手が空く雨がっぱのほうが安全に歩けますよ。
多目的トイレはあるので、到着したら先に場所を確認する
境内には多目的トイレとエレベーターがあると観光協会が案内している
箱根町観光協会の案内では、箱根神社には多目的トイレがあります。神社も、駐車場の整備にあわせて休憩所とお手洗いを3か所新設したと紹介しています。
ただ、多目的トイレがどの建物にあるかは案内に記載がありません(2026年9月時点)。駐車場に着いたら、お参りの前に場所を確認しておきましょう。
エレベーターで上がると、御本殿の高さでトイレを探すのは大変です。宝物殿に入る前に、下で済ませておくと落ち着いてお参りできます。
第1駐車場などの境内駐車場は180台収容で、利用時間は7:00〜17:00です(2026年9月時点)。※6
足が悪い方と泊まるなら|箱根神社近くのおすすめの宿
箱根神社の近くに宿泊すれば、エレベーターが使える朝の時間に、疲れる前にお参りできます。混雑前に到着できるので、駐車場やバスで慌てずに済みますよ。
ここでは、箱根神社と同じ元箱根エリアにあり、公式サイトに車椅子への対応が記載されている宿をご紹介します。
車椅子でも泊まりやすい箱根神社近くの宿
車椅子対応の客室がある宿と、館内バリアフリーで車椅子を借りられる宿
どちらも芦ノ湖のほとりの宿で、公式サイトに車椅子の方への対応が記載されています。予約前に、部屋の名称と貸出の申し込み方法を確認しておきましょう。
山のホテル
「富士山ビュー和洋室」は、車椅子の方も利用できるユニバーサルタイプの客室です。広さは80.5㎡で、4名まで宿泊できます。※7
下の写真は、つつじ庭園の奥に建つ山のホテルの建物です(左の洋館)。
クリックすると楽天トラベルの宿ページへ移動します
ホテル四季の館 箱根芦ノ湖
館内はすべてバリアフリーで、車椅子を無料で借りられます。ご利用の際は、予約時にお申し出ください。※8
クリックすると楽天トラベルの宿ページへ移動します
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山のホテルのユニバーサルタイプの客室は、富士山ビュー和洋室のみです(2026年9月時点)。プランを選ぶ際に、部屋の名称をご確認ください。
足が悪くても楽しめる旅行先は、ほかにもあります。京都をあまり歩かずに回る方法は、別の記事にまとめています。
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箱根神社の階段についてよくある質問
足が悪いご家族と箱根神社へ行く際に、気になりやすい質問にお答えします。石段・エレベーター・駐車場についてまとめて確認しておきましょう。
エレベーターを通るだけのときも料金はかかる?
神社のサイトには、エレベーターを通るだけの場合の料金は記載がありません(2026年9月時点)。宝物殿の展示をご覧になる場合は、大人500円・小人300円の拝観料がかかります。
事前に社務所(0460-83-7123)へお問い合わせいただくか、当日受付で「参拝のために通りたい」とお伝えして確認してみてください。
杖があれば石段を上れる?
踏み高がほどよい石段のため、休みながら杖で上る方もいます。ただし、手すりがあるかどうかは神社の案内に記載がありません(2026年9月時点)。
約90段を上り切れるか不安な場合は、第3駐車場かエレベーターを選ぶと安心です。石段を使う際は、付き添いの方が横について歩きましょう。
平和の鳥居まで車椅子で行ける?
平和の鳥居は石段の下の湖畔にあり、途中に階段があるため車椅子では近くまで行けません。御本殿の高さから、木々の間に見える湖を眺めるだけでも雰囲気を味わえますよ。
車で行く場合、駐車場は何時まで使える?
境内の駐車場は7:00〜17:00で、180台収容です(2026年9月時点)。宝物殿のエレベーターは16:30までのため、車椅子の方は16時前に到着するようにしましょう。
まとめ|箱根神社の階段が不安でも御本殿へはたどり着ける
箱根神社の石段は約90段ありますが、エレベーターや第3駐車場を利用すれば、階段を上らずに御本殿でお参りできます。ご本人の歩ける距離に合わせてルートを選んでください。
車でお越しの場合は社務所への電話から、バスでお越しの場合は降車バス停の確認から始めてみてください。
- 正参道の石段は神社の案内で約90段あり、踏み高がほどよく見た目より上りやすい石段
- 89段といわれるのは、89を「厄」にかけて上ると厄が落ちるという言い伝えがあるため
- 石段の中ほど左側に小さな社があるので、ここで一息つくと残りの段も上りやすくなる
- 脇参道は階段のない坂道だが、急で手すりがないという口コミもあり、無理にはおすすめしない
- 足が悪い方に向いているのは、坂も階段も歩かずに済むエレベーターと第3駐車場の2つ
- 第3駐車場から御本殿までは直線で約50mのため、車で御本殿のすぐ近くまで上がれる
- 第3駐車場への道は許可車両のみ通行可のため、行く前に社務所へ電話して相談しておく
- 車椅子の方は第1駐車場から宝物殿のエレベーターで上がり、廊下を渡って御本殿へ向かう
- エレベーターは宝物殿内にあるため、宝物殿が開いている9:00〜16:30に合わせて行く
- 御本殿の右隣にある九頭龍神社(新宮)も、スロープがあるため車椅子のままお参りできる
- 2026年4月からバスは9〜16時台に箱根神社入口を通過するため、元箱根港で下車して歩く
- 平和の鳥居は石段の下の湖畔にあって車椅子では行けず、写真の行列が1時間以上になる日もある
- 雨の日や冬は石段と坂が滑りやすいため、エレベーターか第3駐車場のルートを選ぶと安全
- 多目的トイレはあるが場所は案内に記載がないため、お参りの前に下で場所を確かめておく
※開館時間・料金・バスの停車情報は2026年9月に各公式サイトで確認したものです。変更になる場合があります。
※脇参道の坂の様子は、旅行口コミサイトの投稿をもとにしています。
※本記事は、箱根神社・箱根町観光協会・箱根登山バス・各宿の公式サイトをもとに作成しています。
出典:※1 箱根神社「境内のご案内」 ※2 箱根町観光協会「箱根神社」(箱根ユニバーサルツーリズム) ※3 箱根登山バス「箱根神社入口バス停における通過時間帯の拡大について」 ※4 箱根神社「アクセス」 ※5 箱根神社「清祓式のため平和の鳥居周辺への立入制限について」(PDF) ※6 箱根町観光協会「箱根神社」(バリアフリー対応施設一覧) ※7 山のホテル「富士山を望む和洋室のご案内」 ※8 ホテル四季の館 箱根芦ノ湖「よくあるご質問」

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